ユーチューバーの収入の仕組み

ヒカキンやはじめしゃちょー、などの名前ですっかりおなじみの存在になった、ユーチューバーですが、彼らが世間の注目を集めるのはユニークな動画コンテンツが高い人気を誇るだけではありません。

億単位とも推定されるほどの巨万の富を手にしていることも大きく関係しています。

現在では小学生などの憧れの職業のトップ3にランクインしているとの報道がなされるほどです。

そんな彼らuユーチューバーはどのようにして収益をえているのでしょうか。

かれらの収入の仕組みを検討してまいりましょう。

YouTubeは世界最大の動画コンテンツを配信するSNSで、アカウントを取得すれば誰でも動画を投稿することが出来ます。

投稿ジャンルは多岐にわたりますが、幅広い年齢層や趣味などに細分化された形でバラエティに富んだ動画を視聴することができるのが特徴です。

視聴するのは無料ですが、アカウントを取得してチャンネルを開設することで、収益につなげることが可能になります。

つまりユーチューバーの収入源は動画視聴した際に流れる広告についての対価、広告収入が収益の主な源泉になっています。

YouTubeで広告収入を得るためには、まずYouTubeパートナープログラムに登録することから始まります。

グーグルの赤ウントで、YouTubeパートナープログラムをグーグルアドセンスと紐付ける手続きを行ない、お支払い口座に銀行口を登録します。

この手続きはグーグルアドセンスの審査を受けることの前提条件にすぎず、再生回数が1万回に到達した段階ではじめて審査が実施され規約違反の有無等が確認審査されます。

規約を順守していると判断されれば、動画広告の掲載が許可されることになります。

動画内の広告などがクリックされる等で収益が発生しますが、8000円以上になってから初めて、翌月の25日に指摘銀行口座に報酬が支払われる仕組みになっています。

かつては1回再生されると0.1円の収入とされていますが、現在では再生回数だけでなくし長時間の長さも報酬の支払い基準のアルゴリズムに組み入れられているため、実際の収益はもっと安いものと判断して良さそうです。

ところで掲載される広告は、ランダムに選択されるものもあれば、ユーザーの属性に応じて最適化された広告を視聴させるようになっているものまで色々あります。

視聴者の属性についての判断は独自のアルゴリズムに基づいて判断されているようです。

その広告と言うのは主に、インストリーム・オーバーレイ・サイドバーの三種類からなります。

インストリーム広告は動画視聴開始時もしくは任意の瞬間に、画面全体を占拠する広告のことです。

全体は数秒から数十秒程度で、5秒ほど経過すると右下にスキップボタンが出現します。

なかにはスキップ不可能な広告もあり、画面全体に表示されるので訴求効果は大きいといえます。

オーバーレイ広告は画面下部に表示されるもので、スキップ可能です。

そしてサイドバー広告は画面の枠外右上に表示される広告です。

ところでユーチューバーのなかにはインフルエンサーとして、企業から広告料金などを得ることで収入につなげている場合もあるようです。

インフルエンサーとはその名前の通り、影響力のある個人を意味しています。

彼らは特定の分野でフォロワーを獲得しているので、生活などの一こままでもフォロワーからは厚い注目を集めます。

そんなユーチューバーをインフルエンサーとして起用し、普段の動画コンテンツで使用する様子を放映するなどして広告宣伝効果を狙うというものです。

ただしインフルエンサー広告は、得てしてステルスマーケティングと混同される恐れがあります。

そこで広告である旨を視聴者に明示することが必要です。